冨士ダイス<2767>が４連騰で昨年来高値を更新した。３日の日刊工業新聞で「汎用の超硬合金に比べタングステンとコバルトの含有量を９割削減した合金を開発」と報じられたことが引き続き材料視された。「産出地が偏在する希少金属（レアメタル）の使用を抑え、地政学リスクに影響されずに安定供給する」とし、「硬さと欠けにくさを汎用超硬と同等程度とし、重さはほぼ半分。回転工具に使えばモーターの負荷軽減による電力削減や、回転数の増加による生産性向上が見込める」としている。
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