ＪＦＥホールディングス<5411>が急反落。５日付の日本経済新聞が「ＪＦＥは公募増資と新株予約権付社債（転換社債=ＣＢ）を組み合わせて２０００億円規模の資金を調達する方針を固めた」と報じたことを受け、株式価値の希薄化と需給悪化を懸念した売りが膨らんた。温暖化ガス排出の少ない電炉への転換や、電気自動車（ＥＶ）普及をにらんだ鋼材の開発など大規模な脱炭素関連の投資に振り向けるとしている。公募増資は１０００～１２００億円規模になる見通しで、発行株の１割弱に相当、公募増資はＪＦＥＨＤ発足後では初めて、ＣＢ発行は１９年ぶりとなる。この日午後１２時前、新株発行と自己株処分、ＣＢ発行を正式に発表した。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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