チャームケアが大幅続伸、2Q67.6%営業増益でDX化でも新展開

チャーム・ケア・コーポレーション<6062>が大幅続伸。同社は5日の取引終了後、24年6月期の第2四半期累計(7~12月)決算を発表、連結売上高で185億8700万円(前年同期比25.2%増)、営業利益15億7000万円(同67.6%増)、純利益で11億3600万円(同50.0%増)と大幅な増収増益となった。既存ホームでは高入居率を維持し、新設ホームとライクの入居も好調好調に推移し、業務効率化の効果も利益を押し上げた。
 通期については売上高470億円(前期比24.1%増)、営業利益48億円(同14.4%増)、純利益37億円(同15.4%増)の従来予想を据え置いている。
 新規事業についてはAI技術を用いた介護事業者向けサービス「虐待防止システム」の事業化を推進しており、近々にも同社のホームで実証実験を行う予定。膀胱・直腸の状態を簡単に確認できるポータブルエコーを介護施設では初めて導入するなど介護業界での「DX化のトップランナーを目指す」(下村隆彦代表取締役会長兼社長)と意欲を見せている。

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