大和ハウス工業(1925)の24年3月期第3四半期累計の連結決算は、売上高3兆7564億6400万円(前年同期比9.8%増)、営業利益2849億8000万円(同28.0%増)、最終利益2162億8400万円(同30.1%増)と増収大幅増益で着地した。物流施設を中心に開発物件売却が進み、コロナ禍で落ち込んだホテル事業が回復、米国戸建住宅も順調に推移している。
通期は売上高5兆200億円(前期比2.3%増)、営業利益3850億円(同17.3%減)、最終利益2630億円(同14.7%減)と前回予想を据え置いた。減益は退職給付数理差異等償却額によるイレギュラー要因によるもので、退職給付の影響を除いた実質では2ケタ増収増益。年間配当は140円(前期130円)を予定している。
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