長期金利睨み神経質な動き継続か?【記者の視点】

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戻り売り圧力の強い展開

5月4週の東京市場はエヌビディアの好決算を受けての半導体関連株物色から23日には日経平均では3万9100円まで上昇する場面があったものの、その後は24日に一時3万8400円割れまで売られる展開となり、戻り売り圧力の強い展開となった。

米国市場が気にするのは利下げ時期

市場予想を上回る決算と株式分割を受けてエヌビディアの株価は1000ドルの大台に乗せる動きになったが、ニューヨーク市場が神経質になっているのはFRBが利下げをどの時期に行うかだろう。先週は4月の米消費者物価指数(CPI)の内容市場予想を下回る伸びにとどまったことである程度は楽観視されていたが、23日は週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことや強いPMIを受けて、この楽観論が崩れる結果になった。

米国市場はやっぱり強い

週末24日は5月の消費者態度指数の確報値が69.1と速報値の67.4から上方修正したものの、昨年11月以来の低水準だったことを受けて過度なインフレ懸念が後退しダウとナスダック指数共に反発、ナスダック指数は再び最高値を更新している。3連休前と先物決済日が重なったことからポジション調整の売りが出ているものの、ニューヨーク市場の強さを改めて印象付けている。

週明けは反発スタートか?

一方、東京市場はニューヨーク市場の強い動きに刺激されて上値を追う場面があるものの、長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが2013年5月以来およそ11年ぶりに1.0%台を付けると、これに連動して売りに押される動きなっている。
ニューヨーク市場高とこれを受けてのナイトセッションでの225先物引け値3万8800円を受けて週明けは反発のスタートが予想されるが、27日はニューヨークと英国市場が休場であることから、買い一巡後は長期金利の動きを見ながら膠着感の強い動きが想定される。

日銀コンファレンスでの発言を注視

決算では29日のセールスフォースや30日のコストコ、経済指標では30日の米1~3月GDP改定値、週間の米新規失業保険申請件数が注目されよう。
国内では27日に日銀の国際コンファレンスで植田総裁が挨拶を行い、内田副総裁の講演が予定されている。ここでの発言が金利や為替に影響を及ぼす可能性があり、警戒感を強めそうだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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