膠着感の強い動き
10月第3週の東京市場は日経平均では3連休明けの15日には約3カ月ぶりにザラ場で4万円に乗せる場面があったが、その後はASMLの決算が市場予想を下回ると値を崩す動きで、その後は3万9000円を挟んだ膠着感の強い動きとなった。
週明けの東京市場は続伸でのスタート
ASMLの決算発表翌日の17日に発表されたTSMCの決算は市場予想を上回る内容だったが、発表直後の半導体主力が戻す場面があったものの、その後は戻り売りに押される展開で、週末18日には米商務省によるTSMCとファーウェイの取引調査報道が流れると再び売られる場面があった。そのような状況下で株価を下支えしたのは堅調な米国景気で、9月の米小売売上高が市場予想以上に増加、これに加えて週末18日には好決算からネットフリックスが11%超の急騰となり、主要3指数が揃って上昇、ダウは36.86ドル高と小幅ながら3日連続で最高値となり、アップルなど主力ハイテク株も上昇を続けており、ナスダック指数も115.94ポイント上昇している。
225先物のナイトセッションでは3万9190円まで上昇しており、週明けの東京市場は続伸でのスタートとなりそうだ。
東京地下鉄の公開や第2四半期決算が気になる
ただ、第3週の東京市場の動きを見るとナイトセッションで225先物が高く引けていても、朝寄りでの買いが一巡すれば戻り売りで値を消す動きが繰り返されている。今週は23日に今年最大のIPO案件となる東京地下鉄(9023)の公開が控えており、これに伴う換金売りも出ているだろう。さらに同じく23日にはニデック(6594)、25日には信越化学工業(4063)、ファナック(6594)など3月期企業の第2四半期決算発表がスタートする。その先は与党苦戦が伝えられている衆院選の27日投開票が控えていることから、今週も3万9000円が下値として意識されるも戻り売りに押される展開が想定される。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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