SQ値確定後は利益確定売り優勢
12月第2週の東京市場は日経平均では12日までで4日続伸となり、ザラ場では4万円を回復する場面があったが、その後は利益確定売りに押され、週末は反落する動きになった。
経済指標の発表に一喜一憂する動きで11日発表の米11月消費者物価指数(CPI)は7カ月ぶりに大幅な伸びとなったものの、市場予想と一致した内容から次回FOMCでの利下げ期待が高まり、ナスダック指数は12日に初の2万ポイントの大台に乗せたことが12日の日経平均の4万円台乗せに繋がった。SQ週ということもあり4万円を目指す過程では225オプション先物でのコールの売りの買戻しを交えて指数の上げが加速したが、13日にSQ値が確定すると利益確定売りが優勢となった。
個別では防衛費増の財源捻出に絡む増税時期の決定を先送りしたことに絡んで三菱重工やIHI、川崎重工などが値を崩したことも指数を押し下げる要因になった。
週明けは反発スタート
13日のニューヨーク市場では長期金利の上昇からダウは7日続落ながらナスダック指数は小幅に反発し、ナスダックの引け後も取引されたナスダック100は2万1760.50ポイントで引けており、225先物のナイトセッションは3万9600円で引けている。これを受けて週明けの東京市場は反発スタートが予想される。
キオクシアHDの初値にも関心
今週は17日から米FOMC、18日からは日銀金融政策決定会合が控えている。FOMCは0.25%の利下げがコンセンサスで日銀会合では現状維持がコンセンサス。11月の日銀短観では大企業製造業の景況感は2四半期ぶりに改善していることから追加利上げが否定できない状況になっている。したがって日米の金融イベント通過までは様子見となる可能性がある。個別では18日にキオクシアホールディングス(285A)の上場を控える。公開価格1455円を割らなければポジティブ視されよう。その先はクリスマス休暇が見えてくることから欧米からの売買は細る可能性高く、個別物色の色彩が強まりそうだ。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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