大発会は続落スタート【記者の視点】

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NY底打ちを確認したい

昨年末の東京市場は12月27日には日経平均が終値で7月19日以来、約5カ月ぶりに4万円台を回復して引けたが、大納会である昨年12月31日の反落の流れを引き継いで大発会の1月6日は続落スタートとなりそうだ。
懸念されるのは日本では正月休み中に取り引きされているニューヨーク市場が調整色を強めていること。週間の米新規失業保険申請件数が21万1000件と、市場予想の22万5000件を下回ったことで米景気の底堅さは評価材料となっているものの、中国で新型iPhoneの値下げを発表したアップルや2024年の世界での新車販売台数が前の年を下回ったテスラが値を崩したことが心理的な不安材料となり2日のニューヨーク市場でダウが4日続落となっている。3日は主力株の一部に押し目買いが入りダウで5日ぶりに反発、ナスダック指数も6日ぶりに反発しているものの、市場参会者が少ない中での値動きだけに大発会では先ずは、米国市場が完全に底打ちしたかを確認するまでは上値の重い動きになろう。

新たなNISA投資枠の買い需要

今週は10日に発表される12月の米雇用統計が注目される。11月雇用統計では一時解雇でない失業者数の増加が懸念されていたことから、景気軟着陸の確度が高まる内容であればポジティブ要因。一方、ドル買いの流れから1ドル157円台まで円安が進んでいることから、この先、一段の円安なら為替介入や次期日銀会合での再利上げへの懸念が高まることから東京市場でのリスク要因になる。
一方、ポジティブ要因では新たなNISA投資枠の買い需要が想定されること。昨年1月には、成長・つみたて投資枠での合計利用額が月間で約2兆円(証券大手10社ベース)となっており、今年も同様の買い需要なら下支え要因になろう。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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