シスメックス（６８６９）が続伸。１日に国立研究開発法人国立がん研究センターと共同で開発を進めている、がん関連遺伝子パネル検査システムが厚生労働省から、体外診断用医薬品の「先駆け審査指定制度」としては初の対象品目の指定を受けることを発表した。がんのゲノム医療には、がん関連遺伝子パネルと次世代シーケンサー、解析プログラムが必要となる。「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定されたがん関連遺伝子パネル検査システムは、その３点から構成され、一度に１００種類以上の遺伝子変異を分析することが可能。このシステムにより、標準治療を終えたあるいは終える見込みのがん患者さんの検体から複数の遺伝子異常を一度に検出することで、標準治療後の治療方針の決定を支援することが可能となる。
証券市場新聞 https://marketpress.jp/
