東京製鉄<5423>が朝高のあと反落。朝方は21日取引終了後に発行済み株式総数の1.49%にあたる215万株、18億円を上限にした自社株取得枠を設定すると発表したことを好感した買いが先行したが、同時に発表した17年3月期の単独決算は営業利益105億1400万円(前の期比40.9%減)と大幅減益となり、18年3月期も100億円(前期比4.9%減)と減益を見込んだことを嫌気した売りが優勢になった。取り扱い製品の高付加価値化・多様化やコストダウンに努めるが販売価格と原料価格を厳しく見積もった。
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