トランスジェニック(2342)が前日のストップ高に続き、この日も値を飛ばした。1日引け後にANPRマウス技術による体外診断薬開発に係るマイルストーンの受領、2日引け後は「臓器ヒト化マウス」に国内特許査定を受けたと発表したことで、さらに買い気が盛り上がった。
今回の査定により、ヒトの状況を忠実に反映した疾患モデルの作製、より精度の高い非臨床試験や創薬などに利用することが可能となることから、研究者の高い需要が想定され、同社グループの成長を加速すると期待されている。今後はヒト化マウス技術の世界市場での収益化に向け、海外での権利化も進めていく方針。
証券市場新聞