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東レ(3402)が反発、炭素繊維リサイクル事業参入報道を材料視
東レ(3402)が反発。19日付の日本経済新聞が「東レと粉末材料ベンチャーのACA(千葉県柏市)はコストを従来比8割減らした炭素繊維のリサイクル事業に乗り出す」と報じたことが材料視された。これまで熱処理して炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を再加工していたが、CFRPを粉状にしてシート状に再生する技術を確立した。まずは農業資材として売り出す。炭素繊維はリサイクルが難しく廃棄物処理するケースが大半だったとしており、コスト競争力強化による炭素繊維事業の収益力アップを期待した買いが向かった。
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