アンジェス MG(4563)が続騰、前週末比100円高の627円ストップ高まで上げ幅を広げた。日本経済新聞が2日付で「医療機器メーカーのメディキット(7749)は創薬ベンチャーのアンジェスMGと共同で、詰まった血管を広げるバルーンカテーテル(医療用細管)に薬剤を塗った製品を開発した」と報じたことが材料視された。薬剤により治療の効果をより高める。今秋にも厚生労働省に承認申請すると伝えており、早期、業績貢献を期待した買いが先行した。
また、全般方向感に乏しく、手がかり材料に欠けるなか、新興市場のバイオ関連銘柄に物色の矛先が向かっており、メディキットのほか、ナノキャリア(4571)やメドレックス(4586)、カルナバイオサイエンス(4572)、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)、リボミック(4591)、サンバイオ(4592)、そーせいグループ(4565)などモネを飛ばしている。
証券市場新聞