日本車輌製造(7102)が大幅続落。26日の取引終了後に発表した16年3月期連結決算で、営業赤字が従来予想の87億円に対して、101億7100万円の赤字(前の期81億7800万円の赤字)と赤字が拡大、17年3月期も営業赤字28億円と赤字継続を見込んだことが嫌気された。
前期は米国向け大型鉄道車両案件で追加の損失引当を計上したことで赤字が拡大。今期は鉄道車両の売り上げ減少と、米国子会社の業績改善が遅れることが足かせになり赤字が続く。業績悪化に伴い前期に無配転落、今期も無配を継続する。
証券市場新聞