日立製作所(6501)が反発、売り一巡後は戻す動き。13日大引け後に発表した17年3月期の連結業績予想では売上収益9兆円(前期比10.3%減)、営業利益5400億円(同14.9%減)と減収減益を見込んでいることを嫌気、前場は一時前日比12.0円安の464.1円まで売られたが、その後はプラス圏へと浮上している。資源・産油国を中心とした経済成長鈍化の影響などを考慮しているようだが、フィンメカニカ社の信号・車両部門を買収したことにより、鉄道システム事業の更なる拡大が期待されている。
証券市場新聞
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