関ペイントが大幅続落、総額1000億円強のユーロ円建CB発行で需給悪化を懸念

企業|企業速報 証券市場新聞

関西ペイント(4613)が大幅続落。1日取引終了後、総額1000億円強のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行、併せて発行済株式総数の3.94%にあたる901万株、取得総額200億円を上限とする自社株買いすると発表したが、CB発行による潜在株式数の比率(希薄化率)は12.7%になることから、需給悪化と株式価値低下を懸念した売りがかさんだ。
調達資金は海外拠点への投資を中心に研究開発にも充当する方針で、自社株買いについては、この日立会い開始前の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で、上限とする200億円全額で901万株を取得したと発表した。

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