太平洋セメント<5233>が４日続伸、年初来高値を更新した。同社は１０日の取引終了後、２１年３月期の業績予想の修正を発表、連結売上高で８７６０億円から８６７０億円（前期比２．０％減）へ、営業利益で５５０億円から６３０億円（同２３．３％増）へ修正した。電力需要の減少や石炭火力発電の稼働率低下に伴う、石炭灰処理、燃料及び排脱タンカル販売の減少等はあるものの、国内と米国のセメント販売数量増加等が利益を押しあげている。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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