配当金の再投資で底堅い展開【225先物「ハチロク」の裏話】

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2023年以来の外人買い越し

先週の日経平均は前週末比約568円高と2週連続で上昇し週足陽線となった。
中銀ウィークだった先週だが市場の想定通りだった為波乱なくイベント通過で上昇した。
株価上昇を支えているのは外人投資家で6月第2週まで11週連続日本株を買い越している。
これは2023年3月~6月の12週連続以来の長さとなる。

4万円台を狙えるチャート

親子上場の解消や自社株買いの増加など変わりつつある日本企業が評価されているともいえよう。
チャートでは「三尊天井」を形成する可能性が高かったが先週直近の戻り高値を抜いてきたため、逆に4万円台を狙えるチャートになってきた。
ただし、「高く寄れば売られる」という展開は続いており戻り売りも多いようだ。

中東リスクに油断は禁物

今週はイスラエルとイランの戦争に対し米国がどう対応するかで相場は左右されそうだ。
先週までは「遠くの戦争は買い」のごとく日本市場は動いていたがトランプ氏が「2週間以内に判断する」と発言したため緊張感が高まった。
もし、米軍が参加するとなると緊張感は更に高まろう。核を保有する国同士の戦争は第3次世界大戦を連想させてしまうので油断は禁物だ。

個人の買い余力も増加

6月の株式需給は基本的に1年で最もよい。3月期決算の配当金が分配されるからだ。今年は約10兆円の配当金があると思われ再投資での買い需要が期待できる。
更に6月下旬からはボーナスシーズンとなり個人投資家の買い余力も増加しよう。7月に入るとETFの分配金捻出のための売り需要が発生するので注意したい。

今週のレンジは?

関税問題に対しては7月5日の期限延長も噂されてきており今週は大きな話題とはならないだろう。
今週は中東リスクの急変がなければ堅調な動きが期待できるがトランプ氏の決断までは押し目買いが良いと思われる。
今週のレンジは3万7800円~3万9000円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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