TOPIXは史上最高値を更新
先週の日経平均は前週末比約1637円高と大幅上昇、2週連続で週足陽線となった。
注目の参議院選挙は大方の予想通り与党の大敗となったが相場には織り込まれており連休明けの火曜日は小幅下落で引けた。
水曜日には対米関税が15%で決着したことで大幅上昇、TOPIXは史上最高値を付けた。
木曜日には上昇の流れを継続、一時は4万2000円台を回復したが金曜日は急上昇の反動が出て反落した。
ヘッジを外し買い戻し
関税率が最悪25%と想定されたいただけに15%で決着したことに市場は好感した形である。
チャートでももみ合い離れの形となり売り方の買い戻しも入り大幅上昇に繋がったと思われる。
ただ、この15%という関税率は日本のGDPを0.5%~1%引き下げると見られており大幅上昇するほど喜ばれるものではない。
とりあえず、関税交渉でモヤモヤしていた投資家が問題決着でヘッジを外し買い戻したことが大きい。
企業業績の見通しからは説明が付きにくい
また、S&P500やナスダックが史上最高値を更新しているように米国高の連れ高で上昇している面も否めない。
先週決算発表された信越化学や三菱自動車は発表後売られており決算で売られる企業は多い。
企業業績の見通しからはこの上昇は説明が付きにくい状態である。
市場の変化はいつも日本株から
海外投資家が16週連続で買い越しているように今の相場には勢いがある。
更に与党の大敗により日本が変化する可能性に期待する投資家もいるだろう。
余韻は暫く続きそうだが市場の変化はいつも日本株からである。海外投資家の動向には注意を払いたい。
日米とも金利は据え置き
今週は中銀ウィークとなりFOMC(29日~30日)と日銀金融政策決定会合(30日~31日)がある。
トランプ氏はパウエル議長に金利を下げるように要求しているようだが関税の影響を見極めたいとするFRBは今回は据え置きをするとの予想が主流である。
日銀においても同じで今回は据え置きになると市場は想定している。
今週のレンジは?
決算発表では東京エレクトロンやアドバンテスト、米国ではアップルが予定しておりこちらの方が注目されそうだ。
今週のレンジは4万0800円~4万2000円を想定、乱高下し易い相場を予想する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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