東エレクだけで500円押し下げ
先週の日経平均は前週末比約656円安と3週ぶりに反落、週足陰線となった。
注目のFOMCと日銀金融政策決定会合で日米とも中央銀行は政策金利を現状維持にしたことで波乱はなかった。
しかし、日経平均に寄与度の高い半導体関連株が決算発表後軟調に推移する銘柄が多く指数を押し下げた。
金曜日には東京エレクトロンが一時ストップ安の5000円安になるなどこの銘柄だけで日経平均を約500円押し下げた。
後工程には需要が拡大している
アナリストによると半導体関連株の中でも需要が前工程から後工程にシフトしていると言う。
AIの普及によって半導体の需要は旺盛だが複雑化する半導体製造の現場では前工程となる回路パターンの微細化が限界に近づいている。
一方、複数のチップを一つに組み上げることで性能を高めるパッケージなど後工程には需要が拡大しているという。
これが前工程である東京エレクトロンやレーザーテックが下方修正した要因のようだ。
日経平均に寄与度の高い株だけに半導体需要の変化にも注意は必要である。
TOPIXで見ると底堅い
半導体関連株に翻弄された日経平均だがTOPIXで見ると底堅い展開となっていた。
TOPIXが最高値を更新した前週も海外投資家は16週連続で株を買い越しており日本株買いのスタンスは変わっていないようである。
指数よりも個別物色
今週は騰落レシオが135.47%と過熱ゾーンに入って推移しているので指数はもう少し日柄調整が必要と思われる。
8日には決算発表企業が約800社とピークを迎える週なので指数よりも個別物色が主流の週となろう。
チャートでは4万0500円処を下値と意識した展開が続いている。その下は基準線(4万0209円処)が注目ラインであろう。
6月13日より基準線を上回って推移しており引け値で割れてくると調整色が強くなろう。
今週のレンジは4万円~4万1200円を想定、押し目買いスタンスで臨みたい。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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