売って強さを知る!【225先物「ハチロク」の裏話】

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新高値街道をばく進中

先週の日経平均は前週末比約1557円高と2週連続で大幅上昇し週足陽線となった。
米国との関税問題が完全解決、さらに米国市場の高値更新も好感し新高値街道をばく進中である。
木曜日には高値圏を警戒する売りで約600円ほど下がったが金曜日には約700円高と下げを埋める状況となり相場の強さを感じさせられる展開であった。まさに「売って強さを知る」である。

未知の世界

日経平均もTOPIXも過去新高値を更新しておりこれからは市場関係者も未知の世界に入ってきた。通常、高値圏では売り需要が多くなるが今回は売り注文は少ないようだ。これは大量の自社株買いが行われ需給関係が大きく改善されてきたことが影響してよう。

過去最大の自社株買いが下値を支える

今年も過去最大の約20兆円越の自社株買いが想定されている。この自社株買いが相場の下値を支えてるといえよう。
また、米国ではトランプ関税発動後もインフレが抑止されており9月の米FOMCで利下げが確実になってきたで米国株の一段高期待が日本株買いに繋がっていよう。

「死角なし」の状況だが・・・

短期的には「死角なし」の状況だが上昇すると話題になるのが日銀が保有するETFの出口戦略である。簿価が約37兆円で含みもこの上昇で同額程度まで膨らんでいると思われる。
財務相からもこの資金を使いたいとの思惑から売却の道筋を検討しようという話が出始めているようだが、よく検討して発表しないと日本株暴落に繋がる懸念が残る。
また、保有株は含み益を抱えているが大量に保有する国債は金利の上昇で約10兆円超の含み損を抱えている。
今後も金利の上昇が見込まれる我が国において国債の含み損は増加することは必至である。

気になる国債の評価損

現在はETFの含み益と国債に評価損を差し引いてもプラスのため大きな問題になっていないが国債の評価損だけ残ることになると日銀による通貨コントロールがしにくくなるのは必至である。
いずれ対処しなければならない問題ではあるが変な形でリークされないよう情報管理も徹底してもらいたい。

今週も堅調な相場展開

今週も堅調な相場展開を想定する。
8月に入り約3000円上昇しているので短期調整がいつ入ってもおかしくはない。5日移動平均線(4万3090円処)を引けで割ってくると短期的に調整局面となろう。
今週のレンジは4万2500円~4万3700円を想定する。

 

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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