騰落レシオが過去最高
先週の日経平均は前週末比約745円安と3週間ぶりに反落、週足陰線となった。
8月13日には騰落レシオが過去最高の155.21%まで上昇するなど過熱感が出ていたことから米国株の軟調な動きに合わせて調整した形である。
また、ジャクソンホールでのパウエル議長の発言を見極めたいとの思惑から追撃買いが引っ込んでいた状況であった。
売りに転じる投資家は少ない
市場は9月のFOMCで0.25%の金利引き下げは織り込んでいるが0.5%の引き下げとは予想していない。
トランプ関税発動後、経済指標のばらつきがみられ正確さに欠けるところがあるが株価がマイナスに反応するとすぐにトランプ氏が反応し対処しているので売りに転じる投資家は少ないようだ。
裁定買い残は2週連続で増加
東京証券取引が20日に発表した裁定取引に係る買い残は15日時点で2兆1277億円と2週連続で増加した。
裁定取引自体は相場に対してフラットであるが解消売りが出る時は相場の下落を加速させる場合もある。
過去から推測すると買い残が約2兆5000億円を超えてくると減少に向かい相場を重くする。
現在の水準は8合目
テクニカル指標で過熱感が出ているときには裁定取引の買い残の動向にも注意が必要である。
現在の水準はおおよそ8合目といった感じであり十分ボラティリティの高い相場を誘導する残高になってきているので注意したい。
下がっても押し目買いが入る
相場は米国の利下げ期待が下支えし9月の米FOMCまでは下がっても押し目が入る展開を想定する。
今週は27日にエヌビディア株の決算発表があるのでこれを材料に相場は動きそうだ。
チャートでは5日移動平均線(4万3227円処)を下回り転換線(4万2980円処)も下回っている。
今週のレンジは?
今週転換線を早晩上回ってこないと4万2000円の大台を試す展開もあろう。
一方、上値は5日移動平均線、節目の4万3000円、4万3500円となろう。
今週のレンジは4万2000円~4万3500円を想定。日柄調整継続で上値の重い展開を予想する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント