2週連続で陰線
先週の日経平均は前週末比約100円高となり2週ぶりに反発したが週足では2週連続陰線となった。
注目されたソフトバンクグループの決算は予想を上回る決算だったが出尽くし感で株価は売られた。
循環物色が続く限りは簡単に崩れない
先週はソフトバンクやアドバンテスト、東京エレクトロン等AI関連銘柄が売られ日経平均は上値の重い展開であったが資金は内需株にシフトした為TOPIXでは史上最高値を更新した。
主導したAI関連株から好決算の内需株に資金が向かう循環物色が続く限りは相場は簡単に崩れそうにない。
幅広い企業が利益を伸ばす
先週までに発表になった1060社の企業業績では純利益が前年同期比で7%の伸びとなった。
市場の予想は5%減を見込んでいたが一転最高益となった。米関税影響で減益を予想していたが内需を取り込んだゼネコンや外食が幅広い企業が利益を伸ばした。
7-9月期GDPを注視
株価上昇に企業業績の裏付けがとれた形だが今週は17日に7-9月期のGDPが発表になる。
経済の成長度合いを示す実質GDPは今年4-6月期まで5四半期連続で前期比プラス成長を記録しているが今期はマイナス成長になるというのがエコノミストのコンセンサスである。
155円台まで再び円安が進んでいる中でGDPがマイナスになると更なる円安が進む可能性もある。
ここからの円安はマイナス影響
マイナス成長になれば12月の日銀金融政策決定会合で金利を引き上げ為替介入で一気に円高にというシナリオも難しくなる。
ガソリン税の廃止で約15円程度安くなるとしても為替の円安が進めばすぐに価格は元の値段に戻ってしまう。
ここからの円安は日本にとってはマイナス影響の方が多いのだ。今週は為替の動向にも注意したい。
19日にエヌビディアの決算
今週は19日に発表予定のエヌビディアの決算に注目が集まろう。
AI関連株が急騰後調整局面を迎えているので市場予想を上回る決算であれば再びAI関連株が物色される可能性も高い。
一方、出尽くし感が漂えば日経平均の調整期間も長くなると思われる。決算後の動きに注目だ。
来週のレンジは?
チャートではTOPIXの日足に「アイランドリバーサル」が出現したしたことには要注意だ。
先週の木曜日の高値が「離れ小島」状態になっており高値で出現すると高い確率で相場の転機を示唆する。
日経平均も25日移動平均線(4万9836円処)を試す展開が想定されよう。
割れてくるとボリンジャーバンドの-1σ(4万9206円処)が試されよう。
上値は先週引け値で抜けなかったボリンジャーバンドの+1σ(5万1438円処)が抵抗線となろう。
来週のレンジは4万9200円~5万1200円を想定する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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