ボックス相場の下値探し【225先物「ハチロク」の裏話】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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今年は天災の多い年

 今年は本当に天災の多い年である。筆者の住んでる関西では地震や豪雨、そして今回の台風と今まで体験したことのない規模の事が次々と起こった。
そして、6日には北海道でM7の大地震。天災大国日本であることは十分認識して国や自治体は防衛策を取ってきているが自然はいつもそれを上回る規模で襲ってくる。
 確かに台風に関して言えば大阪を通過した台風の中で過去最大級の規模であったが事前の警告のお陰で死者数は少なかったようにも思われる。

「天災は忘れたころにやってくる」

 台風より前に6月18日に大阪は大地震を経験しており災害に対して敏感になっていてそれぞれが自己防衛をとったことが大きいであろう。「天災は忘れたころにやってくる」とよく言われる。でも関西では南海トラフ地震は今後30年に80%の確率で起こると言われている。常に天災には起こるものとしてそれぞれが意識することが被害を抑える最重要課題であろう。

一旦上昇トレンドは終了

 相場は前回に記載した窓(2万2682円39銭~2万2602円24銭)を埋めたため一旦上昇トレンドは終了し下値探りの展開となっている。抵抗ラインと見られていた25日線や200日線もあっさり割り込みボックス相場の下値探しの状態であろう。

窓を開けての下落は売り圧力の強さを示す

 また、この下落過程で2万2570円52銭~2万2535円34銭、2万2416円63銭~2万2372円89銭の2空を形成。窓を開けての下落は売り圧力の強さを示しており消去法で日本を買っていた海外投資家が売った可能性は高い。

抵抗ラインは?

 下値切り上げ型の抵抗ラインは2万2100円処、割れてくると2万2000円の大台が意識される。ボリンジャーバンドの▼2σ(2万1920円処)は強い支持線となろう。上値は窓埋めの2万2600円処、転換線の2万2685円が抵抗ラインとなろう。

メジャーSQ週は荒れやすい

 今週はメジャーSQ週である。メジャーSQ週は荒れやすいので注意は必要である。

(ハチロク)




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