潮流|証券市場新聞

多くの投資家は2万2000円割れを想定

日経平均は8月30日に2万3032円を付けた後、下落が続いている。多くの投資家は5月・6月・7月と同様に2万3000円が天井となり、2万2000円割れまで調整が続くと考えているのだろう。しかし、今回はそこまでの下げはせず、大幅反発するタイミングが近づいている。

次の上昇を仕掛ける投資家は?

8月14日のメジャーSQまでには再度上昇基調を強める動きになるだろう。次の上昇を仕掛ける投資家はやはり海外ヘッジファンドだ。8月第5週(8月27日~8月31日)の日経平均先物とTOPIX先物の投資部門別売買動向によると、海外投資家(外国人)は2週連続で買い越した。日経平均先物とTOPIX先物を合算した買越額は4510億円で、前の週の1123億円から拡大した。現物株(東京・名古屋2市場、1部、2部と新興企業向け市場の合計)との合算では4994億円の買い越しだ。外国人投資家は9月からの下げ局面でも買いを入れているだろう。個人投資家が弱気になって売りを拡大しているが、外国人投資家は225先物など株価指数先物に買いを入れている。

25日騰落レシオは売られ過ぎの水準

8月31日申し込み時点の信用取引の買い残高(東京・名古屋2市場、制度信用と一般信用の合計)は2兆9328億円となり、今年最低の水準を更新した。信用買いを入れていた個人投資家が、株式相場の上昇を受けて利益を確定するため持ち高を減らしたとみられる。また、9月6日時点の空売り比率は44.47%まで高まっており、投資家の弱気心理を裏付けている。東証1部市場の25日騰落レシオは83%と売られ過ぎの水準に近い。このような状況からヘッジファンドといった投機筋がまとまった買いを225先物に入れると、売り方の買い戻しが加わり、日経平均は1日で300円以上の大幅上昇となることが予想される。

日本も大規模なインフラ投資と減税が求められる

また、直近の米国名目GDPはなんと7.6%増と強烈な成長となっている。減税効果は大きいものの、1990年代の高成長から更に経済規模が拡大して、この高い成長率なのである。2000年の名目GDPの規模から2倍近くも拡大して、その水準から7%成長なのだ。米国株が強いのは、こうした内容から考えても、ある意味当然といえる。日本も大規模なインフラ投資と減税が求められる。

潮流銘柄は?

潮流銘柄はラクス(3923)、グレイステクノロジー(6541)、リネットJPN(3556)。

9月10日「潮流」3銘柄の解説|岡山 憲史【株式投資テレビ】も併せてご視聴ください。




岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール

1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて約1万人の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催、
ゴールドマン・サックス投信・クレディスイス投信・野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、
プロの運用担当者などを含む1万人以上の参加者を集めて実施。
コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)は日本株式市場がバブル後最安値を付けに行く最悪の環境にもかかわらず、
1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に殖やすという脅威の成績をあげ文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2ヶ月間で1億円の資金を2億1600万円に増加させ、6位入賞。
1999年12月8日にマーケットバンク設立。17年以上にわたって株式投資で安定した高パフォーマンスを継続して出すことのできる
画期的な運用手法とサービスを提供している。

2002年1月にNHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
直近では2017年1月に始まった夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
1ヶ月間で3銘柄の合計パフォーマンスを競います。最終のパフォーマンスは155%と断トツの結果。
週刊現代、週刊ポスト、夕刊フジ、ネットマネー、月刊カレントなど幅広く執筆活動を行っている。

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