注目されるFOMC【225先物「ハチロク」の裏話】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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波乱の無いSQ週

先週の日経平均はトランプ氏の「メキシコからの輸入品に対しての関税を見送る」との発言で戻りを試す動きとなった。
12日には2万1259円70銭の戻り高値を付けた後は売りに押されたが波乱の無いSQ週であった。

今週の注目は?

今週の注目は19日に開かれるFMOC(米連邦公開市場委員会)であろう。事前の予想では6月に利下げに踏み切る確率は16%、7月は78%と予想されているが6月に利下げされるとインパクトは大きい。
日本にとっては米国の利下げは円高要因になるため利下げをきっかけに相場が大きく動く可能性もあろう。20日の日本時間未明に結果発表されるが要注目である。

「十字線」で上値は重い?

チャート的には12日の2万1259円70銭は4月24日の高値からの上値抵抗ラインに値する。今週はこの上値を抜けてくるかがポイントであるが108円台の為替では力不足と思われる。
また、12日には戻り高値を付けた後失速し結局相場転換を示唆する「十字線」の形となっており上値は重たそうである。ただ抜けてくると2万1500円までの戻りが考えられる。

下値メドは?

下値メドとしては横ばいの転換線(2万774円処)、6月5日の窓埋め(2万464円57銭)があげられよう。今週はFMOCを意識して揉み合いの展開となろう。

(ハチロク)




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