ハチロク225先物OP|証券市場新聞

一旦ポジションを外す動き

 先週の日経平均は約600円の下落となった。17日には1万9922円07銭まで戻りを試す場面もあったが歴史的な原油相場を嫌気して上値が重い展開となった。
 また、週末には新型コロナウイルスの特効薬として期待されていた抗ウィルス薬「レムデシビル」の効果が確証されるものではないとの発表により失望売りもでたようだ。
 ただ、大きく売り崩すという状態ではなく戻り相場で半値戻りに近付いたので一旦ポジションを外しておこうといった感じである。

矢継ぎ早の対応策が金融市場に効いている

 相場は感染者数の拡大や原油価格の下落といった悪いニュースよりも経済活動の再開や薬の開発など良いニュースに反応しやすくなってきているようで目先は値固めに入ると思われる。
 「国策に売り無し」「FEBには逆らうな」相場には色んな格言があるが今はこのような状態になってきているようだ。
景気や経済の事を予想するとこれからの世界景気が後退することは目に見えているが各国の政府や中央銀行が次々と対応策を出してきておりそれがかなり金融市場に効いているようだ。

「不況下の株高」となる可能性も?

 通常であれば原油価格の暴落はシェールガス開発会社の倒産危機やジャンク債の暴落を引き起こしかねないが今はそれが起きていない。
 これは中央銀行が債権の購入などの金融緩和策をリーマンショック時の経験を活かし的確に出しているからこそではあるがその状況が過剰流動性相場を作り始めているとも考えられる。
 「景気の指標」として株価があるのなら先行き懸念材料満載の今はもっと株価は下がってもおかしくないのだが需給がメインの金融相場であれば暫くは「不況下の株高」となる可能性もあると考えておきたい。

今週は揉み合い相場か?

 今週は27日の日銀金融政策決定会合を初めとして29日にFOMC、30日にECBの政策金利が発表される。その結果に対しての市場の反応を注意して見たい。
 チャート的には今週はボリンジャーバンドが収斂してきており揉み合い相場が予想される。

下値は1万9000円処が意識される水準

 先週は一目均衡表の雲の下限を沿う形で下落してきたが現在の雲の下限は1万も9248円処で週末の終値は雲の中に入り始めた。
 雲の上限は2万0237円処でありこの水準に向かうと思われるが抵抗ラインとしては17日の窓埋め(1万9554円70銭)、高値(1万9922円07銭)が上げられよう。
 一方、下値は1万9000円処。先物でこの水準を割ると買いが入ってきており意識される水準である。その下は1万8800円。今週は1万8800円から2万0250円を予想する。

(ハチロク)




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