28日前引けの東京市場は反発、日経平均は前週末比529円75銭高の3万2154円03銭で引けた。
注目されていた24日から26日に年1回開催されるカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエル議長はインフレが高水準にとどまっていることから「必要ならば、追加利上げの用意がある」と年内追加引き締めの可能性を改めて示唆したが、この内容はほぼ想定通りで、利上げサイクルが終盤に差し掛かっているとのポジティブ評価で週末25日のダウは247ドル高でナスダック指数も0.94%高く引けたことを好感。
個別ではMDV、マイネット、レーザーテック、日鉄鉱業、河西工業は値上がり率上位に買われ、東エレクやアドバンテストも高い。半面、NSD、パンパシフィックHD、アクシージア、ヨシムラフード、Jフロントは値下がり率上位に売られ、レーザーテックや資生堂も安い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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