10日前引けの東京市場は反落、日経平均は前日比196円43銭安の3万2450円03銭で引けた。
パウエル議長は9日午後に国際通貨基金(IMF)のパネル討議に参加し、インフレを2%の目標に戻すために金融政策が十分に景気抑制的な水準に達したか「確信に至っていない」と述べたことが嫌気され、9日のニューヨーク市場でダウが続落、ナスダック指数が10日ぶり反落したことが重石となった。
個別ではユニプレス、板硝子、日揮HD、長野計器、ニコンは値下がり率上位に売られ、ソフトバンクグループやホンダも安い。半面、名村造船がストップ高、Ubicom、富士製薬、トレンド、酒井重工業は値上がり率上位に買われ、川崎汽船や東エレクも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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