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調整あっても深押しない
前週の東京市場は騰勢が止まず、日経平均は一気に3万円大台を回復しました。新政権による経済対策を期待した買いが先物への買戻しを巻き込み、相場を押し上げています。大台替えによる達成感や中国当局の規制強化懸念から香港株が急落したことで9日こそ小幅に反落したものの、週末10日は373円高と急反発、2月に付けた年初来高値3万467円に迫りました。短期的な過熱感が強まっており、週明け以降はスピード調整も予想されますが、深押しはないでしょう。下値には海外から中長期資金が流入しており、海外勢の買戻しがまだ終わっていないとの見方も増えています。
HOYA、ダイセキが強い動き
推奨銘柄ではHOYA<7741>やダイセキ<9793>が最高値圏で強い動き、村田製作<6981>もしっかりで、ステムセル研<7096>やアイドマHD<7373>は大幅に続伸しました。全般上げ一服となっても、出遅れセクターへの物色は活発化すると見ており、中小型株のなかから水準訂正余地の大きい好業績銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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