FOMC議事録への反応を確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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ハイテク株売られ大幅反落

休日明け24日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は471円安です。長期金利上昇を嫌気して前日の米株式市場でナスダック指数が下落した流れを引継ぎ、ハイテク株を中心に売りが広がりました。一旦下げ渋る場面はありましたが、先物に売り仕掛けが入ったようで、後場一段安で一時560円超に下げ幅を広げています。グロース株売りの流れのなか、マザーズ指数は一時2.5%安ときつい下げになりました。

買い手控えのなか先物に振らされる

後場は今晩に公表されるFOMC議事録の内容を見極めたいとして買いが手控えらるなか、先物に振らされるかたちになりました。米期待インフレ率は低下しており、急速な上昇上昇が続く状況にはありませんが、あすはFOMC議事録を受けた米金利と米株市場の動向を消化することになり、物色の流れを含めあすの反応を確認したうえで判断したいと思います。

NexToneへの打診買いにとどめる

推奨銘柄もHOYA<7741>やオキサイド<6521>、プラズマ<6668>の半導体関連と周辺銘柄が利益確定売りに押される一方、石油備蓄放出が当面の悪材料出尽くしと受け止められ資源関連が買い戻されており、レアメタル再利用の材料も出た住友鉱<5713>や三井松島HD<1518>や伊藤忠<8001>も堅調でした。ただ、ハイテク・グロース売りの流れがどこまで続くかを見極めたい考えで、きょうはNexTone<7094>への打診買いにとどめています。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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