時間外の米金利上昇で下げに転じる
18日の東京市場は反落しました。日経平均76円安です。前日の米株市場はキング牧師生誕記念日の祝日で休場でしたが、円安進行を手掛かりにハイテク株が買われ、昼休み時間中に日銀が金融政策決定会合で金融緩和策維持を決めたことを受け、後場に入ると早々に350円超に上げ幅を広げました。ただ、買いは続かず時間外の米長期金利が上昇したことから一気に売りに傾き、先物主導で一時200円を超える下げになりました。
FOMCまでは神経質な展開続く
日銀会合の結果にサプライズはないものの、日銀のタカ派シフトを予想していた向きが多かったのでしょう。鉄鋼や金融のバリュー株が利益確定売りに押されたことが場味を悪くする一方、売り込まれてきたグロース株が買い戻される巻き返しが起こっており、マザーズ指数は急反発に転じました。ただ、週明け25~26日のFOMCを通過するまでは米金利動向睨みの神経質な展開が続きそうです。
GEIの利益とサスメドの損失を相殺
推奨銘柄について前場はほとんどが反発していましたが、後場に入ると失速する銘柄もありました。ただ、新興グロース銘柄は後場も堅調で、GEI<9212>の利益とサスメド<4263>の損失を相殺してポジション整理を進めています。全般地合いを確認しながら高値抜けが期待できる強い銘柄は狙っていきたいとは考えていますが、基本的にキャシュポジションを高め、3月期決算発表に備える方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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