目次
朝安のあと小幅に上昇転換
15日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は38円高です。前日の米株市場でナスダック指数が大幅に下落した流れを受け売りが先行しましたが、原油安や円安進行が主力の輸出株の追い風になり、朝安のあと上昇に転じました。もっとも、ウクライナ情勢は依然として不透明感が強く、上値を買い進む動きなはなく後場は小高い水準でもみ合っています。
下値は固まりつつある印象
ただ、売込まれてきた中小型株が幅広く買われ、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1761に対して値下がり373と値上りが大きく上回りました。まだ明確な底入れ感はないものの、下値は固まりつつある印象です。FOMCの結果を確認するまでは基本的に様子見と考えていますが、そろそろ好業績・高配当株を中心に安値圏にある銘柄への買いの準備をしておきたい考えです。
近鉄エクスを噴き値売り
目先は上昇基調にある強いトレンドの銘柄で短期売買のチャンスを探っており、推奨銘柄では近鉄エクス<9375>を噴き値で利益を確定する一方、最高値を射程にとらえてきた湖北工<6524>と底入れ確認から日足が陽転してきたプラズマ<6668>に追撃買いを入れています。ただ、原油先物が100ドル、銅先物1万ドルを割ったことで、大平洋金<5541>や住友鉱山<5713>、DOWA<5714>などの資源関連株が急落しており、つなぎ売りを入れて一旦様子を見ることにしました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント