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ハイテク・グロース株中心に売り優勢
週明け11日午前の東京市場は反落、日経平均は192円安です。前週末の米国市場で長期金利の上昇を嫌気してナスダックやSOX指数が下落した流れを引き継ぎ、ハイテク・グロース株を中心に売りが優勢でした。押し目買いに下げ渋り、上げに転じる場面がありましたが、買いは続かず再び軟化しています。特に小型株の下げがきつく、グロースCore指数はは4.63%、マザーズ指数は3.45%の下落となりました。
三和油化を利益確定
3月の戻りの2分の1押しとなる2万6500円近辺までに反転できるかを確認する段階ということでしょう。12日に米3月消費者物価の発表を控え、米インフレ動向を見極めたいとして上値の重い展開でした。ただ、推奨銘柄もほとんどが軟調に推移していますが、湖北工<6524>が大幅高で最高値をうかがう動きです。前場は前週末に追撃買いを入れた三和油化<4125>の利益を確定しましたが、ショート(空売り)の海運株の買い戻しは見送りました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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