グロース株に底入れの兆し【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反落も予想以上に底堅い

2日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は29円安です。連休の谷間で市場参加者が少く、休日中にFOMCが開かれることから、様子見に方向感に欠ける展開でした。ただ、前週末の米国株市場でダウの下げ幅が一時1000ドルを超えるなど波乱の展開だったにもかかわらず、予想以上に底堅い動きです。円安を支えに強含んで始まった後は下げに転じましたが、下値を売り込む流れとはならず、後場は再びプラス圏に浮上する場面がありました。

後場に入り動きが変わる

買い戻し主体の動きで、大型連休の谷間であすから再び3連休に入ることから、上値の買いは手控えられましたが、海運のほか、アルプスアルパインや富士通、村田製作など好決算発表のハイテク株が買われ下値を支えました。前引け段階では半導体や中小型グロース株の下げが目立ち、FOMCの結果と米国株の反応を確認するまでは動きが取りづらい印象でいたが、後場に入ると動きが変わりました。

メルカリに打診買い

3Q営業減益のレーザーテックは売り先行も受注拡大を好感した買いに上げに転じ、今6月期下方修正で赤字転落のメルカリも後場切り返し5%超上昇するなど、売込まれてきたグロース株の一角に底入れの兆しを見せています。FOMCでは0.5%の利上げがコンセンサスで、織り込みは進んでいると見られ、通過後のあく抜けを期待した先回り買いが入ったのでしよう。きょうは売り買いともに見送るつもりでしたが、後場はメルカリ<4385>に打診買いを入れました。

本格的に動くのはFOMC確認してから

ただ、本格的に動き出すのはFOMCの結果を受けた米長期金利と米国株の反応を確認してからです。連休明け6日からはロング、ショートを含め最も値幅を狙えるセクター、銘柄を探っていきたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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