グロース株物色の持続性見極める【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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世界景気減速懸念から大幅反落

6日の東京市場は3日ぶりに大幅反落しました。日経平均は315円安です。世界景気減速への懸念から前日の欧州株市場が全面安に売り込まれ、米国株もダウが一時700ドルを超える急落となったことを受け、リスク回避の動きが強まりました。時間外の米株価指数先物高を支えに持ち直す場面はあったものの、買いは続かず先物売りを交えて一時370円超に下げ幅を広げています。売り一巡後は下げ渋りましたが、今晩に6月開催のFOMC議事録が公表されることから買い手控えられ戻りは限られました。

グロースは引き続き見直される

原油をはじめコモディテー価格の急落を受け、資源・市況関連に売りが広がり、為替が円高に傾いていることが輸出株の逆風になりした。ただ、主力株の下げが目立つ一方、米長期金利低下を受けてグロース株が引き続き見直され、グロースコアは4%、マザーズ指数は2%近く上昇しています。推奨銘柄もメルカリ<4385>のほかアジアクエ<4261>やCS‐C<9258>などのグロース系中小型株が堅調でした。一方、ショートのINPEX<1605>は10%に迫る急落になっています。

坪田ラボと村田製へのナンピンにとどめる

もっとも、グロース株物色の持続性についていては、まだ状況を見極める必要があるでしょう。米経済指標と長期金利、米株市場の動きを確認しながら慎重に対処したい考えで、きょうは特許査定の材料が出た坪田ラボ<4890>と当面の底入れ感が出てきた村田製<6981>へのナンピンにとどめました。あすはFOMC議事録を受けての対応になります。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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