目次
買戻しや押し目買いに自律反発
27日の東京市場は4日ぶりに反発しました。日経平均は140円高です。米国株市場ではダウやナスダックなど主要株指数が続落し年初来安値を更新しましたが、日経平均は前日までの3日間で1200円超下落しており、買戻しや押し目買いが入り自律反発に転じました。時間外の米株価指数先物高もフォローで、前場中盤に250円近くに上昇しています。
外部環境に不透明感増し上値は買い手控え
もっとも、欧米の金融引き締め強化に伴うリセッション懸念は根強く、買い一巡後は上値が重くなりました。騰落レシオなど指標は当面のボトム圏にあり、突っ込み警戒感から下値では買いは入りますが、英国金融市場が混乱するなど、外部環境には不透明感が増しており、上値の買いは手控えられたようです。
6月IPOに追撃買い
需給面では9月末配当権利取りの買いが期待される一方、日経平均の定期銘柄入れ替えに伴うリバランス売り約5200億円が控えています。全般リバウンドに向いそうな気配ですが、米長期金利動向と米株の反応を確認しながら、強い銘柄を選別物色することになると見ており、きょうはマイクロ波<9227>とM&A総合<9552>の6月IPOに追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント