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米株上値志向受け大幅続伸
休日明け24日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は267円高です。米金融引き締め鈍化への期待から長期金利が低下、米国株市場で主要指数が揃って上値志向を強めたことから、リスクテイクの流れになりました。ただ、朝方に390円近くに上げ幅を広げ、前場は当面の利益確定売りや戻り売りをこなして強い動きを見せていましたが、あすは米国株市場が休場で後場は様子見にやや上げ幅を縮めています。
ハイテク・グロース中心に買い広がる
もっとも、為替が138円台へ円高に振れ自動車株など輸出関連株の一角が軟化したことが重しになりましたが、米ハイテク株高を受け半導体関連などハイテク・グロース株を中心に買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1534と8割以上を占めました。日経平均は一時2万8500円台乗せ、TOPIXは約10カ月ぶりに2000ポイントの大台を回服したことから目標達成感が意識されますが、ショートはリスクが大きく、下げにくい地合いが続くでしょう。
半導体関連の値動き確認して中小型グロース株
当面は全般は値固めながら先高感から下値は堅いと考えられ、個別株物色はさらに盛り上がりそうです。推奨銘柄もおおむね堅調できょうはイントループ<9556>を利益確定、サンウェルズ<9229>を損益確定する一方、バルテス<4442>、eWeLL<5038>、サンリオ<8136>、マイクロアド<9553>、アトラス<9563>などに追撃買いを入れ、坪田ラボ<4890>を買い直しました。引き続きレーザーテックなど半導体関連の値動きを確認しながら、中小型グロース株で値幅を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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