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半導体など利食われ続落
週明け28日の東京市場は続落しました。日経平均は120円安です。前週末の米国株市場でダウは上昇したもののナスダックが下落しており、これまで相場をけん引してきた半導体関連などハイテク・グロース株を中心に利益確定売りが優勢になりました。ドル円が138円台半ばまで円高が進んだことが買いを手控えさせ、プライム市場の値下がり銘柄数は1272と7割近くを占めています。週末の米雇用統計をはじめ重要指標発表を控え、ゼロコロナ政策への大規模抗議デモなど中国リスクも意識されました。
マイクロアドを利益確定
ただ、後場は下げ渋り日経平均は5日線を維持して引けており、スピード調整の範囲内です。今週は3兆2000億円規模の配当再投資が予想されていることからも下値は堅いでしょう。きょうは推奨銘柄もほとんどが利益確定売りに伸び悩み、あるいは反落しており、マイクロアド<9553>とAバランス<3856>を利益確定しました。一方で高値圏で強い動きを見せているアンビスHD<7071>とNexTone<7094>、Gセキュリ<4417>などに追撃買いを入れています。あすからは小型グロースのなかでも目先調整一巡から出直ってくる過熱感のない銘柄を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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