CPI受けた米株高引き継ぎ続伸
14日午前の東京市場は続伸、日経平均は186円高です。米11月消費者物価指数(CPI)が予想を下回り、インフレ懸念を後退させる内容だったことで前日の米国株が上昇した流れを引き継ぎました。朝高のあと一旦伸び悩みましたが、先物買いを交えて再び上げ幅を広げ、前場終盤に220円超に上げ幅を広げています。半導体や電子部品関連の値がさハイテク株が堅調で指数を支えました。
引き締めへの過度の警戒感は後退
米国株市場ではダウが700ドル超える上昇のあと一時下げに転じるなど値の荒い展開でしたが、インフレ減速期待から米金利は低下しており、押し目買いに引けではプラスを維持しました。FOMCを前に上値の買いには慎重にならざるを得ませんが、引き締めへの過度の警戒感は後退しています。
Aバランスとオキサイドへの買いにとどめる
推奨銘柄ではボーイング大型受注の材料が出たジャムコ<7408>が大幅高に買われましたが、きょうは大型株中心の展開で、エニーカラ―は底這いの状態が続くなど、中小型株に大きな動きがありませんでした。前場はスピード調整一巡から出直りの兆しを見せてきたAバランス<3856>と半導体関連のオキサイド<6521>への買いにとどめています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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