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反発も上げ幅縮める
1日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は19円高です。インフレ鈍化観測から前日の米国株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ買いが先行しました。ただ、朝方に200円余り上昇したあとはFOMCの結果発表を前に上値を買う動きはなく、前引けにかけ上げ幅を縮め、後場はきょうの安値圏で膠着しています。TOPIXは小幅ながら下げに転じて引けており、プライム市場の騰落銘柄数は前引け段階では値上がりが上回っていましたが、大引けでは値下がりが上回りました。
パウエル発言への米株の反応を確認
あす早朝に結果が判明するFOMCについて、0.25%の利上げは織り込み済みですが、パウエル議長の発言に対する米国株の反応を確認する必要があるでしょう。ただ、FOMCを通過しても2日はECB理事会、週末には1月米雇用統計発表も控えており、週内は様子見ムードの強い展開が続きそうです。
プログリットやマクニカHDに打診買い
もっとも、中小型株にストップ高が続出するなど、決算を手掛かりにした個別物色は引き続き活発でした。FOMCを無難に通過すれば、好決算銘柄物色は盛り上がると見ており、決算と株価の反応を確認しながら、好業績銘柄の買い場を探っていきます。きょうはチェックした好決算銘柄のなかからプログリット<9560>とマクニカHD<3132>、マースGHD<6419>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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