権利落ち後の物色の流れを確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場上げ幅広げ大幅続伸

29日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は365円高です。前日の米国株市場は主要指数が下落したものの、きょうは3月末権利付き最終日で配当権利取りの買いが先行しました。戻り売り圧力も強く前場は伸び悩んでいましたが、アリババグループの事業分割による投資収益拡大が期待されたソフトバンクGの上昇や後場終盤には配当再投資に絡む先物買いが入り上げ幅を広げています。時間外の米株価指数先物高や円が弱含んでいることもフォローになりました。

ハイテク・グロースにアンワインドの兆候

日経平均は25日線を大きく上回り出直り基調を強めましたが、権利落ち分が250円程度で、あすは25日線が下値支持機能を果たしそうそうです。問題は配当再投資資金がどこに向うかですが、きょうは高配当の海運が伸び悩む一方、ソフトバンクGに加えレーティング引き上げがあったレーザーテックが急反発するなど、ハイテク・グロース株にアンワインドの兆候が見られました。米長期金利と米国株の動向、権利落ち後の物色の流れを確認したうえで、投資スタンスを決めたい考えです。

ベースやAバランスは堅調

きょうは推奨銘柄に大きな動きはありませんでしたが、ベース<4481>や前日に買い直したAバランス<3856>は堅調で、カプコン<9697>を利益確定する一方、イリソ電<6908>やM&A総研<9552>、エレメンツ<5246>など出直ってきた中小型グロース株に買いを入れました。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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