米長期金利、為替を確認しながら【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反落し25日線割り込む

前週の東京市場は反落しました。日経平均は前の週から800円下落しています。米国株高や日銀短観が良好な内容だったことから週明けこそ500円を超える大幅高で年初来安値を更新したものの、火曜日からは4日続落し週末には今回の急騰相場が始った4月上旬から一度も下回ることのなかった25日線を割り込んできました。ETF分配金捻出売りが上値を重くすることは事前に予測されていましたが、米経済指標が予想以上に強く、米長期金利が上昇したことが痛手になりました。

米6月CPI次第で波乱も

日経平均は高値圏で2本目の週足陰線を引き、25日線も明確に下回りましたので、短期的に調整局面に入った可能性は否定できないでしょう。待機資金は豊富で深押しはなく、3万2000円台でのボックス相場が予想される一方、米10年債利回りが4%台に乗せてきたことが重しで、12日に発表される米6月消費者物価指数(CPI)の結果次第では波乱もあり得ると見られています。今回の調整局面は仕込みの好機になりそうですが、米長期金利、為替動向を確認しながら、慎重に買い場を探りたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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