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ポジション調整売りに反落
９日の東京市場は反落しました。日経平均は１７２円安です。あすにオプションＳＱ算出を控え、積極的な買いが手控えられるなか、ムーディーズによる地銀の格下げを嫌気して前日の米国株が下落したことが重しになりました。為替が円安に振れていることを支えに一時上げに転じるなど下値は限られましたが、今週末は３連休であすに７月米消費者物価指数（ＣＰＩ）の発表を控え、大引けにかけポジション調整売りに押されています。
ソシオネクストにナンピン
個別は決算内容で明暗を分けましたが、アシックス、ミズノのスポーツ用品株が大幅高に買われるなど決算を手掛かりにした物色は活発でした。推奨銘柄では三菱重<7011>が堅調で、きょうはソシオネクスト<6526>とクオルテック<9165>にナンピンを入れました。米ＣＰＩが市場に与える影響は大きく、結果を消化するのは３連休明けになるでだけに、あすはさらに様子見ムードが強まりそうで、決算内容をチェックして候補銘柄をピックアップしておきたいと思います。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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