買戻しに自律反発
週明け25日の東京市場は5日ぶりに反発しました。日経平均は276円です。FRB高官のタカ派発言を嫌気して前週末の米国株は下落したものの、長期金利低下を受けてハイテク株は強く、前週末までの4日間で1100円以上下落していたことから半導体はじめ輸出株を中心に買戻され自律反発に転じました。植田日銀総裁が早期政策修正に慎重な姿勢を示したことや為替が円安に振れたこともフォローで、プライム市場の値上がり銘柄数は1374と75%を占めています。
クオルテックやカプコンにナンピン
中銀イベントを通過したことで、アク抜けしたかたちではありますが、米インフレ動向に神経質な動きが続いており、前週までとは逆に銀行や海運などバリューから半導体関連や新興株などグロースに資金シフトが起こりました。引続きバリューの下値と個別に強い銘柄とともに、長期金利睨みでハイテク・グロースのリバウンドのタイミングを狙う方針で、きょうはクオルテック<9165>やカプコン<9697>にナンピンを入れるとともに、JVCケンウド<6632>を買い直し、三光合<7888>に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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