レーザーテクや野村マイクは堅調【正直じいさんの株で大判小判】

利益確定売りに反落

１６日午前の東京市場は反落、日経平均は２２７円安です。米１０月生産者物価指数（ＰＰＩ）が予想を下回り、利上げ局面が終了したとの見方が強まったものの、米長期金利の低下が一服、米国株市場も続伸ながら上値が重く、利益確定売りが優勢になりました。バブル後の最高値３万３７５３円を目前に足もとの急ピッチの上昇への警戒感から、買いが手控えられています。全般伸び悩む銘柄が目立ち、リード役の半導体関連も高安まちまちで、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値下がりが１２６７と７割以上を占めました。

コクサイエレとＪＶＣケンウに追撃買い

ただ、上昇基調に変わりはなく、個別にも底堅さは意識されています。推奨銘柄ではアドテスト<6857>は上昇一服ながらレーザーテク<6920>やＡＩメカ<6227>、野村マイク<6254>は堅調で、前場はコクサイエレ<6525>とＪＶＣケンウ<6632>に追撃買いを入れました。米長期金利がさらに低下するようなら、グロース株物色がさらに盛り上がるとみており、半導体関連や周辺だけでなく新興銘柄も視野に入れ、チェックした好決算銘柄と３Ｑ以降の回復期待銘柄の買い場を探っていきます。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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