押し目買い意欲強く安寄りのあと反発
22日の東京市場は反発しました。日経平均は97円高です。欧米株安を受け売りが先行しましたが、安寄りのあとは上昇に転じました。FOMC議事要旨はタカ派的内容だったものの、米長期金利は低下基調が続くとの見方に変わりはなく、押し目買い意欲は強い状況です。上値の買いは手控えられたものの、鉄鋼、建設などバリュー銘柄が見直される一方、アドテストや東エレクなど半導体関連の中心銘柄は上げ一服ながら周辺銘柄に強い銘柄が目立ちました。
エヌビディア決算はポジティブ
エヌビディアは先行して上昇していたことから決算を受け利食い売りに下落しましたが、決算自体は市場予想を上回ったこともポジティブにとらえられています。推奨銘柄ではJVCケンウ<6632>が連日の最高値、レーザーテク<6920>や野村マイク<6254>、マクニカHD<3132>も堅調で、コクサイエレ<6525>とタツモ<6266>に追撃買い、テクニスコ<2962>に打診買いを入れました。全般は配当再投資への期待もあり底堅い動きが予想され、引き続き半導体関連と周辺銘柄を中心に候補銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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