NYダウ最高値も円高重石で反落
14日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は240円安です。FOMCの結果を好感して前日の米国株市場でダウが最高値を更新した流れを引き継ぎ買いが先行しました。ただ、米長期金利低下に伴う急激な円高が重しで、朝高の後は値を消しています。米10年債利回りは4%割れまで低下、ドル円は140円台まで円高が進み、日経平均の下げ幅は一時400円を超えました。プライム市場の値下がり銘柄数は1221と7割を上回りました。
米ハイテク株高への半導体関連の反応確認
FOMCの結果は金利は据え置かれ、24年の利下げが予想を上回りましたが、円高がネックで米株高に追随できませんでした。円安による収益上振れ期待が剥落しただけに、日本株には厳しい状況になっています。当面は円高への耐性を示せるのか、また、値幅を狙う観点から米ハイテク株高に対する半導体関連と周辺銘柄の反応を確認しながら、個別に強い銘柄を狙う考えです。きょうはマクニカHD<3132>とFPパートナ<7388>の利益を確定する一方、アドテスト<6857>や野村マイク<6254>、信越化<4063>と米住宅ローン金利低下でメリットを受ける住友林<1911>買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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