5日ぶり反落も下げ渋る
28日の東京市場は5日ぶりに反落しました。日経平均は141円安です。早期利下げ期待から米国株市場でダウやSOX指数が最高値を更新しましたが、141円台前半まで進んだ円高が重石で、利益確定の流れになりました。ただ、売り一巡後は押し目買いに下げ渋り、3万3500円前後でもみ合っています。個別には中小型株の動きがよくプライム市場の値上がり銘柄数は1009と6割以上を占め、グロース250指数は2%を超える上昇になりました。
QPS研が大商いで20%超える急騰
推奨銘柄ではレーザーテク<6920>やアドテスト<6857>など半導体関連は上げ一服ながら、QPS研<5595>が大商いで20%を超える急騰、JET<6228>は連日で最高値を更新しました。手掛かり材料に乏しくあすの大納会も上値の重い展開になりそうですが、演題化には一定の耐性を示しており、下値は堅いと見ています。年末年始の休日が5日間と長く高値圏にある銘柄は利益を確定する考えですが、半導体関連と底入れから出直ってくる新興グロース株のなかから銘柄を絞り込んで越年したいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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