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大幅続落も下げ渋る
大発会4日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は415円安です。米ハイテク株安を受けた半導体関連への売りが指数を押し下げ、一時700円以上に下落する場面がありました。能登半島地震の影響への警戒感も買いを手控えさせています。ただ、売り一巡後は下げ渋り、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値上がり964に対して値下がり648と値上りが上回っており、TOPIXははほぼ変わらずの水準まで戻しました。
個別には物色意欲旺盛
休場期間中の米国株市場では過度な金利引き下げ期待の反動で、長期金利がやや上昇しハイテク株が調整含みの展開になっており、東京市場でも半導体関連は上げ一服になりました。もっとも、海運株が軒並み大幅高、震災復旧・復興需要への思惑から建設など関連銘柄に買いが広がるなど個別には物色意欲が旺盛です。前場は前年末から人気が続いているQPS研<5595>と出直りの動きを強めている三菱重<7011>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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